東証一部上場企業のGMOインターネットグループが運営する、仮想通貨の取引所GMOコインの口コミです。
ビットコインなどの仮想通貨は、インターネット上の仮想通貨の取引所で購入が可能です。現在では、仮想通貨の交換業者になるためには、事前に金融庁と財務局への登録が必要です。GMOコインは当然金融庁に登録済の取引業者ですが、中には怪しい業者もありますので、仮想通貨の取引所を利用する際には、詐欺にご注意ください。
今回は実際に筆者がサービスを利用した感想や、他の取引所と比較した際のメリット・デメリット、具体的な登録方法から、日本円の入金方法、ビットコインの購入方法までの流れをお伝えします。
なお、GMOインターネットグループはGMOコイン以外にも、GMOクリック証券やGMOあおぞらネット銀行などの各種金融サービスを提供しています。GMOのサービスを利用される場合は、まとめて全てに口座開設されるのがおすすめです。
【金融庁登録済】仮想通貨の販売所GMOコインの特徴

GMOコインは信頼性が高く、取引操作も簡単です。
ビットコイン以外にもリップルやイーサリアム、ライトコインなどのメジャーな仮想通貨を購入することができ、日本円の入出金手数料も無料です。口座開設や口座維持手数料もかかりませんので、これから仮想通貨を始める方には適しています。
元々GMOコインは2017年5月に「Z.comコイン」としてスタートしましたが、2017年8月9日に「GMOコイン」に名称を変更しました。現在GMOコインは「仮想通貨の現物の売買」と「仮想通貨のFX」、「ビットレ君」というスマホアプリを提供しています。
- 手数料が全て無料(取引手数料や入出金手数料など)
- 365日24時間、いつでもペイジーで即時入金ができる
- ビットコイン以外の仮想通貨(イーサリアム・ビットコインキャッシュ・リップル・ライトコインなど)も購入可能
- ビットコインFX特化のスマホアプリが使いやすく、チャートも高機能
- ビットコインFXでは原則追証が無く、レバレッジも5倍
- アルトコインFXも可能
- 販売所だけでなく取引板でも取引可能
GMOコインは、各種手数料が全て無料な点が特徴的です。日本の仮想通貨の取引所では珍しく入出金手数料が無料で、24時間いつでもインターネットバンキングから入金が可能です。
また、GMOコインは、GMOクリック証券のノウハウがあるGMOインターネットグループが運営していますので、セキュリティ面では安心感があります。
さらに、GMOコインのビットコインFXは、証拠金維持率75%で強制ロスカットされるという、安全性の高い仕組みが導入されています。
GMOコインは仮想通貨の販売所(追記:現在は取引所も提供中)

GMOコインは、仮想通貨の販売所(=取引の相手方はGMO)になります。そのため、ビットコインを購入する場合は、GMOコインから購入する形となります。
ですので、ユーザーである私たちは、売買する数量に関わらず、提示された価格でビットコインを購入することが可能です。一方、通常の仮想通貨の取引所では、取引の相手方はユーザーになります。
そのため、スプレッド(購入価格と売却価格)が小さくなる代わりに、希望の量を購入できなかったり、約定する際のレートがバラバラになってしまったりします。
一方、GMOコインであれば、数百万円を超える金額の取引でも、希望の金額で即座に売買が可能です。そのため、大きな金額を扱いたい方には適している仮想通貨の販売所と言えます。
(追記)2018年からGMOコインはビットコインの取引所も開始しましたので、取引所を利用することもできるようになりました。2019年時点ではあるとコインの取引所の利用も可能です。
GMOコインを利用するメリット

1. 大企業の信頼感があり、セキュリティ面で安心
GMOコインは、東証一部上場のGMOインターネットグループが運営していますので、運営会社に対する安心感や信頼感があり、資本体力も十分です。
また、GMOグループにはサーバーを貸し出す事業を運営している「GMOクラウド株式会社」も入っているため、GMOコインはサーバーダウンが起こりにくいとも考えられます。
GMOインターネットグループというインターネットのプロ集団が運営していますので、サーバー対策やセキュリティ対策には力を入れていることは確かです。
実際にログイン時にはSMS認証やメール認証などの2段階認証が必ず取り入れられていますので、利用者側としてはセキュリティ面での安心感があります。
2. 各種手数料が無料で、即時入金も可能
続いて、GMOコインは取引手数料が無料で、入出金手数料も無料で、Pay-easyによる即時入金サービスもあります。そのため、土日に急いで入金したい際にも、365日24時間即座に入金が可能です。
一方、ビットコインFXの場合、ポジションを持ったまま数日トレードをすると、レバレッジ手数料(借入手数料)が毎日0.04%かかります。ですので、ビットコインFXに取り組まれる場合は、デイトレードのスタイルが良いでしょう。
3. スマホアプリ「ビットレ君」の機能が豊富
最後に、GMOコインには「ビットレ君」というスマホアプリがあります。テクニカルエリアとチャートエリアで指標を設定することで、合計10種類の指標を利用することができます。
ビットレ君は通常のFXのスマホアプリと似た設計になっており、FX経験者にとって使いやすいです。両建も可能で、全決済の発注、IFD注文やOCO注文なども可能になっています。
また、スマホアプリでもビットコインの日足チャートを確認できますので、長期のトレンドを把握する上でも役立ちます。
GMOコインを利用するデメリット
一方、GMOコインを利用する主なデメリットは以下です。
- 取り扱い仮想通貨の種類が少ない
- 証拠金維持率75%で強制ロスカットされる
まず、GMOコインの取り扱い仮想通貨は、現在「ビットコイン」「イーサリアム」「ライトコイン」「ビットコインキャッシュ」「リップル」となっています。
ですので、日本で人気の他のアルトコインに分散投資したい方は、他の仮想通貨の取引所も合わせて利用されるのが良いでしょう。
GMOコインへの登録・口座開設方法は無料で初心者でも簡単に可能

仮想通貨の購入は、以下の3STEPで簡単に完了します。
- GMOコイン(仮想通貨の交換業者)に登録する
- GMOコイン(仮想通貨の交換業者)に日本円を入金する
- GMOコイン(仮想通貨の交換業者)で仮想通貨を購入する
それでは、GMOコインへの登録方法は簡単ですので、一緒に見ていきましょう。まずはGMOコインの公式サイトに移動します。続いて、トップページ右上の「口座開設」ボタンをクリックします。
メールアドレスの登録

その後、「メールアドレス」を登録し、「私はロボットではありません」にチェックを入れて、「無料口座開設」ボタンをクリックします。
FacebookやGoogleで口座開設も可能ですが、自分のアカウントがハッキングされた場合、ログインされてしまう危険性がありますので推奨はしません。
そうすると登録したメールアドレスにGMOからメールが届きますので、そちらに記載されているURLをクリックします。
GMOコインからメールが届く

その後、初期パスワードを設定し、運転免許証などの「本人確認書類」をアップロードして提出すると、「仮口座」開設の申請が完了します。
本人確認書類をアップロードして、申請が完了

ですが、「仮口座」では仮想通貨の売買はできないため、「仮口座」から「口座」にする必要があります。
口座開設コードが記載されたハガキの受け取りが必要

申請完了から2~3営業日で、GMOコインから佐川急便で「口座開設コード」が記載されたハガキが届きます。
そちらの「口座開設コード」をマイページ上で入力をすれば口座開設が完了し、仮想通貨の売買ができるようになります。
GMOコインへの日本円の入金方法(手数料は無料)
続いて入金方法ですが、GMOコインの公式サイトへ飛び、右上の「ログイン」ボタンをクリックします。
そして、メールアドレスとパスワードを入力してログインします。

その後、「入出金」タブの「日本円」をクリックし、「即時入金」を選択します。

自分が利用している銀行を選択し、次に進みます。その後「入金金額」欄に希望の入金金額を入力します。

その後先に進み、確認を求められますのでそのまま進んでいきます。

そうすると自分のインターネットバンキングのページに飛んでいきますので、問題がなければそのまま入金を実施します。
GMOコインでの仮想通貨ビットコインの購入方法はとても簡単

GMOコインにログインした状態で「仮想通貨現物売買」タブをクリックし、「ビットコイン」を選択します。GMOコインは「金額指定(円)」と「数量指定(BTC)」が可能です。
上記の例では「金額指定(円)」で、10万円のビットコインを購入する例を示しています。GMOコインの場合は購入価格のレートは決まっていますので、同じレートで10万円分のビットコインを購入することができます。
実際にやってみれば、操作は非常に簡単です。また、購入した仮想通貨を日本円に戻したい場合も、簡単に仮想通貨を売却して日本円として出金することが可能です。なお、GMOコインであれば出金手数料も無料です。
以上になりますが、これから仮想通貨のみならず投資を検討されている方は、GMOグループの金融サービスをまとめて利用されるのが一番良いでしょう。GMOあおぞらネット銀行とGMOクリック証券の連携で普通預金金利も0.11%まで上がりますので、まずはGMOクリック証券とGMOあおぞらネット銀行の口座開設をされるのが一番おすすめです。