【仮想通貨の選び方】投資や資産運用の初心者が購入前に知っておきたいこと

投資判断

仮想通貨での資産運用を決めたものの「どの仮想通貨に投資すれば良いのか?」という疑問にお答えするために、長期的な目線での仮想通貨の銘柄の選び方の例をお伝えします。

まず一番大切なことは、誰かの「意見」ではなく「事実」を確認し、自ら考え納得してから投資することです。

できれば購入前に、なぜ購入するのか?、想定されるリスクは何か?、どのような状況になったら売るのか?などは、紙に書き出しておくと良いでしょう。

仮想通貨を選ぶ観点の例
  • 仮想通貨の時価総額から選ぶ
  • 仮想通貨の取引高から選ぶ
  • 仮想通貨を取り扱っている取引所の数から選ぶ

仮想通貨を選ぶ観点には上記のような例が挙げられますが、それではそれぞれの詳細や確認方法をお伝えします。

仮想通貨の時価総額から選ぶ場合

仮想通貨の時価総額から選ぶ場合は、「coinmarketcap」というサイトを確認します。そこで「marketcap」が載っていますので、こちらで時価総額の大きい仮想通貨を確認して投資検討をします。

ただし、株式市場と同じように、単純に「時価総額が大きいから今後も価格が上昇する」とは限りませんので、あくまで参考情報として捉えておくのが良いでしょう。

仮想通貨の取引高から選ぶ場合

続いて、当該仮想通貨の過去24時間の取引高も同じサイトで確認ができますので、こちらも判断材料になります。ですが、何かしらの好材料のニュースが出たことで、一時的に取引高が大きくなって、価格が高騰している場合もあります。

従って、「Trade Volume」ボタンから「Monthly Volume Rankings」を選択して月間の取引高を確認したり、コインのボタンをクリックしてチャートの推移を確認しておいた方が良いでしょう。

仮想通貨を取り扱っている取引所の数から選ぶ場合

他にも、その仮想通貨を取り扱っている仮想通貨の取引所の数を判断材料にする方法もあります。

例えば、日本で人気の仮想通貨「モナーコイン(MonaCoin)」について調べるとします。まずは「Monacoin」をクリックするとこれまでの価格推移のチャートがでます。

そこで「Market」ボタンをクリックします。そうすると、現在モナーコインを取り扱っている仮想通貨の取引所が確認できます。

上記の図では、日本であれば緑色で囲った「ビットバンク」や「Zaif」、「フィスコ仮想通貨取引所」など、モナーコインの取引所の機能がある業者が確認できます。

モナーコインの取引所の機能とは、ユーザー同士でモナーコインを売買できるということです。例えば、日本では仮想通貨の取引所「ビットフライヤー」もモナーコインを取り扱っていますが、そちらは「モナーコインの販売所」となります。

「モナーコインの販売所」の場合は、ユーザー同士でモナーコインの取引をする訳ではなく、常に取引の相手方は「販売業者(=この場合はビットフライヤー)」となります。そのため、こちらには記載されていません。

国内の仮想通貨の取引所の「取り扱い銘柄」を確認する

上記に付随して、国内の仮想通貨の取引所の取り扱い銘柄を確認しておいても良いでしょう。国内の仮想通貨の取引所は、日本円の流入が見込める銘柄を取り扱う可能性が高いと考えられるからです。

この観点から考えた場合、ビットコインの次に取り扱いが多い仮想通貨は「ビットコインキャッシュ」「ライトコイン」「イーサリアム」などになります。初心者向けには以上となりますが、ここからは中級者以上向けの内容となります。

仮想通貨の投資判断のために確認した方が良いこと

投資判断

続いて、上記以外に仮想通貨の投資判断のために確認した方が良いことの例をご紹介します。

確認した方が良いこと
  • 仮想通貨の基本システムを確認する(PoWかPoSか?など)
  • 仮想通貨の用途を確認する(価格が上昇することに矛盾を抱えないか?など)
  • 仮想通貨の実際の利用状況を確認する(大企業が導入しているか?など)
  • 仮想通貨の開発メンバーやコミット頻度を確認し、開発の持続性を検討する
  • 仮想通貨のステークホルダーを確認する

まず、仮想通貨の基本システムやアルゴリズムに関しては、仮想通貨の公式サイトで確認が可能です。代表的なシステムには「Proof of Work」「Proof of Stake」などがありますが、「PoW」を採用している場合はマイナーのマイニング状況やハッシュレートの状況も合わせて確認した方が良いでしょう。

続いて、仮想通貨の用途に関しては、公式サイトやホワイトペーパーで確認が可能です。例えば、クラウドストレージサービス(StorjやMaidsafe)の場合は、コインを使用することでそのサービスを利用することができます。そのため、コインの価格が上がってしまうと、サービスを使用する際の手数料が高くなってしまいますので、矛盾を抱えることになります。

続いて、仮想通貨の実際の利用状況に関しては、例えば「ビットコイン」であれば「Microsoft」などの大企業も既にビットコイン決済を受け入れていたり、日本でも「ビックカメラ・マルイ・HIS」などでも利用が可能になっており、世界中で利用できる状態が広まりつつありますので、判断の一材料としても良いでしょう。

続いて、仮想通貨の開発状況に関しては、Githubで状況を確認したり、今後も続いていくコミュニティなのかどうか?などを検討します。然し乍ら、この点に関しては調査に限界がありますので、最終的にはコミュニティや開発の中心人物を信じられるかどうかという話になります。

最後に、例えばJPモルガンに技術を提供している「ジーキャッシュ」であれば、イーサリアムの開発者「ビタリク・ブリテン」や、ビットコインエバンジェリスト「ロジャー・バー」などが出資していたりしますので、そのようなステークホルダーに関しても、判断の一材料としても良いでしょう。

購入予定の仮想通貨に投資すべきタイミングを検討する

タイミング

「購入したい仮想通貨」が決まったら、次に検討すべきは「いつ投資すべきか?」です。

できる限りその仮想通貨が「割安」な水準で購入した方が安全度は高まりますが、仮想通貨市場には株式市場における「PER」のような指標がないため、割安かどうかを判断するのが難しくなっています。

例えば、株式投資ではどんなに魅力的な株であっても、その株のPERが非常に高くなっており完全に「割高」と言える場合、手を出すのは賢明とは言えないでしょう。

従って、仮想通貨の場合は、仮想通貨同士の時価総額を比較したり、過去のチャート推移から購入すべきレートを決めるなどの方法が考えられます。

もしくは、何かしらのニュースによって価格が一時的に暴落したタイミングや、ビットコインなどの他の仮想通貨へ資金が移動して価格が下落したタイミングに購入する方法なども考えられます。

以上になりますが、上記のような観点から仮想通貨の「分散投資」をすることに加えて、「仮想通貨の取引所」も分散して利用した方が、取引所の倒産リスクや仮想通貨の盗難リスクもヘッジできます。

ですので、仮想通貨投資をこれから始めてみようという方は、複数の取引所に口座を開設された方が良いでしょう。

資産運用を学ぶ方法