ビットコインの将来価格や適正価格は?今後はどこまで上がるの?

2017年にビットコインの最高値は200万円を突破し、この1年間だけでも大きく価格は上昇しました。但し、1BTC*(*ビットコインの単位)は200万円をつけましたが、実際には0.0001BTC(数百円程度)の単位で購入が可能です。

また、ビットコインの時価総額(市場規模)は30兆円、仮想通貨の市場規模は60兆円に到達しましたが、一体ビットコインの将来価格や適正価格はいくらなのでしょうか?

仮想通貨の市場規模を、他の市場規模と比較

上記の図を踏まえて、現時点の仮想通貨市場を当てはめると、下記の比較が可能になります(1ドル=112円換算)。

市場規模(時価総額)の比較
  1. 全てのお金:83.6兆ドル(約9,363兆円)
  2. 株式市場:66.8兆ドル(約7,481兆円)
  3. 現金:31兆ドル(約3,472兆円)
  4. 金:8.2兆ドル(約918兆円)
  5. ドル:1.5兆ドル(約168兆円)
  6. 円:約9,100億ドル(約102兆円)(出典:日本銀行
  7. 仮想通貨市場:5,888億ドル(約65.9兆円)
  8. ビットコイン:2,809億ドル(約31.4兆円)
  9. ビットコインキャッシュ:556億ドル(約6.2兆円)

2017年8月1日、ビットコイン(コア)からビットコインキャッシュが分派したことで、現在はビットコインとビットコインキャッシュが存在しますので、合わせて検討します。

ビットコインの将来へのポテンシャル

Gold

まず、ビットコインは「デジタル・ゴールド」と称されることもあるように、ビットコイン単体の機能には、「価値の保存」が重視されています。

ビットコイン価格の上昇によって送金手数料は高騰し、トランザクションにも時間がかかってしまうことで、ビットコインは少額決済ではなく、高額決済に向いていると言われるようにもなってきました。

ビットコインに導入された新しい技術の「Segwit」や、今後開発される「ライトニングネットワーク」が上手くいけば、高速の少額決済もオフチェーン(ビットコインのブロックチェーン上には最初と最後のトランザクションのみが記録される)で可能になるかもしれませんが、その実現可能性は未定です。

ビットコインと金の市場の比較から倍率を検討する

上記のような状況を踏まえ、ビットコイン価格を検討する際は、金の市場と比較するのが適正かと思います。現状の金の市場規模とビットコインの市場規模とを比較すると、下記のポテンシャルがあることがわかります。

・金の市場規模(約918兆円)÷ビットコインの市場規模(約31.4兆円)=約29倍

従って、もし仮にビットコインが金の市場規模にまで成長すると想定すると、現在の約200万円程度から約6000万円程度まで成長する可能性があると考えることはできます。ただし、ビットコインと金には下記のような違いも存在します。

ビットコインと金の違い

金
ビットコインと金の違い
  1. 利用用途や機能の違い
  2. インターネットの有無

まず、金は「投資対象」であることに加えて、一般的に「工業用品」「装飾品」「食用」などの他の利用用途があります。これに対して、ビットコインの利用用途は「投資対象」「決済」「送金」となっています。

ただし、金にも使用代金分の金を売却して支払いに充てる「デビットカード」が既にありますので、カードを通じて「決済」の利用は可能です。一番大きな違いは「送金」の部分でしょう。

ビットコインは、歴史上初めて、インターネットを通じて、誰からの許可も無くして、他人に価値を移転させることを可能にしました。この機能はビットコインなどの仮想通貨にしかありませんので、まさにテクノロジーのブレイクスルーと呼べるでしょう。

続いて、ビットコインの利用にはインターネットが必要です。金はインターネットが生まれる遥か昔の約5000年前から自然界に存在していましたので、インターネットが消えてもその価値は失われないでしょう。

一方、ビットコインは生まれてからまだ10年程度で、実験段階の存在です。また、ビットコインはインターネット上のものですので、当然ハッキングリスクもあり、徹底した自己管理が必要です。

ビットコインキャッシュの将来へのポテンシャル

続いて、「新しいお金」を目指しているビットコインキャッシュの市場規模と、「日本円」や「ドル」などの既存の法定通貨の市場規模とを比較してみます。

・ドルの市場規模(約198兆円)÷ビットコインキャッシュの市場規模(約6.2兆円)=約31倍

今回はビットコインキャッシュが、全てのお金ではなく、保守的に「ドル」の市場規模と並ぶレベルに成長すると想定した場合、現在の40万円程度の価格から1200万円程度までは上昇する可能性があると考えることはできます。

ただし、こちらはビットコインキャッシュだけでなく、仮想通貨市場全体が一つの法定通貨と並ぶレベルの規模に成長すると考えることもできますので、実際にはここまでの成長は無いかもしれません。

ここで、法定通貨と仮想通貨の通貨価値の決まり方の違いを確認してみます。

法定通貨と仮想通貨の通貨価値の決まり方の違い


出典:できるビットコイン入門

法定通貨の価値を考える時には、必ず「中央銀行」の存在を踏まえる必要があります。中央銀行の経済政策によって、市場に出回る貨幣の供給量は決まります。

また、日本の経済が弱くなれば、ドルと比べて日本円が安くなってしまったり、逆に、世界経済が不安な状況にある中、リスク回避資産として日本円に資金が流入したりすることもあります。

一方、PoWというシステムを利用したビットコインなどの仮想通貨は、主にマイナー、ユーザー、サービス、開発者の増減などによってその価値が変動します。

仮想通貨は、より多くの人に信頼されて受け入れられていくことによって、ネットワーク効果が働き、その価値が上がるのです。

ビットコインの将来価格に関するまとめ

市場規模の比較から考える場合は以上になりますが、ビットコインなどの仮想通貨はバブルと言われつつも、まだまだポテンシャルがあることが分かります。

当然ビットコインのシステムに重大な欠陥が見つかってしまったり、開発者やマイナーなどが全ていなくなってしまったら、ビットコインの価値は暴落してしまいますが、今の所そのような状態が発生する可能性は低いとは言えるでしょう。

以上を踏まえて、ビットコインなどの仮想通貨の将来に期待できるかなと思った方は、一度仮想通貨の購入を検討されてみてはいかがでしょうか?

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