ビットコインのバブル崩壊はいつ?仮想通貨投資前に初心者が知っておきたいこと

ビットコインなどの仮想通貨のバブルが崩壊するのは、一体いつなのでしょうか?

結論からお伝えしますが、実はそれは「毎月」であると言うこともできます。仮想通貨市場では、株式市場で言うところの「リーマンショック」のような暴落が毎月発生し、「ITバブル」のような暴騰が毎月発生しているからです。

つまり言ってしまえば、物凄く早いスピードでバブルと崩壊を繰り返しているのが、現在急成長している仮想通貨市場であると捉えることができるのです。

明日株式市場が消えないように、明日仮想通貨市場が消えることもない

注意

さてみなさんは、明日いきなり「株式市場」がなくなると思いますか?おそらく多くの人の答えは「NO」でしょう。

それは、現在では多くの上場企業が存在し、多くの証券会社などの市場を支える企業が存在し、そして多くの投資家が存在することで、私たちは自然と「一夜でなくなることはない」と無意識のうちに考えているからです。

もちろん明日、複数の銘柄の株価が急に暴落することはあるかもしれません。ですが、明日「株式市場」という存在が消えるとは思わないでしょう。

実は「仮想通貨市場」も、ビットコインが誕生した2009年にビットコイン価格は0.07円で、仮想通貨市場も非常に小さなものでした。しかし、2017年12月時点にビットコインの価格は150万円を突破し、仮想通貨市場は「約5千〜6千億ドル(約50兆円〜60兆円)」にも成長しています。

現在フェイスブックの時価総額が約50兆円程度ですので、それよりは大きいですが、株式市場の規模は約7500兆円ですので、それと比べるとまだまだとても小さいです。

しかし、仮想通貨業界には仮想通貨の取引所やそれを利用するユーザー、仮想通貨の決済を受け付ける企業や店舗、そして様々な仮想通貨の関連サービスが出てきています。

このように拡大を続ける仮想通貨市場が、明日急になくなってしまう可能性は中々考え辛いです。現実の世界で大企業を大きすぎて潰せないことがあるように、仮想通貨市場も、大きくなりすぎて消せなくなりつつあるのです。

株式市場におけるバブルと崩壊の歴史を、ダウ平均で振り返る

続いて、よくビットコイン・仮想通貨バブルと言われることがありますが、株式市場のバブルの歴史をみてみるために、NYダウ平均株価の推移を確認してみます。

NYダウ平均株価は、米国経済全体を表す代表的な株価指数です。ウォールストリート・ジャーナルを発行するダウ・ジョーンズ社が、企業の成長性などからバランスよく様々な業種の30社を選び、その株価を元に算出しています。

そこで、米国経済におけるバブルと崩壊のタイミングを振り返ってみると、例えば「NYダウ平均株価」が大きく暴落したきっかけには、下記のようなイベントがありました。

NYダウ平均株価の歴史
  1. 1987年10月19日:ブラックマンデーが発生(1日で約22%下落)
  2. 2001年9月11日:同時多発テロが発生
  3. 2008年9月15日:リーマンショックが発生

ブラックマンデーでは、1987年8月に暴落前の最高値2,747ドルをつけ、1987年10月に回復前の底値1,616ドルをつけましたので、約2ヶ月程度で40%程度の下落があったことが分かります。

続いて、ITバブルのピークは2000年の1月に暴落前の最高値11,909ドルをつけ、2002年の10月に回復前の底値7,181ドルをつけましたので、1年半以上の時間をかけて、再び40%程度の下落をしています。

最後に、リーマンショック近辺では、2007年10月に暴落前の最高値14,280ドルをつけ、2009年3月に回復前の底値6,440ドルをつけましたので、こちらも1年半以上の時間をかけて、55%程度の下落をしています。

このように株式市場の大暴落を確認してみると、大体10年弱程度のサイクルでバブルと崩壊が繰り返されていることが分かります。ここで仮想通貨を再び確認してみると、実は仮想通貨市場はバブルと暴落が毎月発生しているのです。

ビットコインは、早いスピードでバブルと崩壊を繰り返している?

上記の図を確認してみると、2017年の1年だけでも、ビットコインは8回のバブルとリーマンショックを経験したと言っても過言ではないでしょう。

特に2017年12月22日のビットコインの下落は、日本経済新聞でも取り上げられるように、他の急落と比べても歴史的な急落を迎えたと言って良いでしょう。

出典:日本経済新聞

しかし、当初ビットコインは2009年には0.07円でしたので、そこから比べるとすでに2000万倍以上に価格は上昇しています。

さてそんなビットコインですが、現在はビットコイン以外にも1000種類以上の仮想通貨が現実に存在し、それらの仮想通貨にも毎月のようにバブルが発生しては崩壊したりしています。

仮想通貨市場では毎月バブルが発生し、崩壊している?

例えば、上記は大手仮想通貨の取引所「コインチェック」で購入ができる仮想通貨の価格の、たった24時間の変動になります。

たった1週間で価格が2~3倍になったり、たった1日で価格が1/2程度まで急落してしまったりと、ものすごく早いスピードでバブルが発生しては崩壊しているのです。

本来バブルというのは、数ヶ月や数年の期間を経て崩壊するものですが、仮想通貨の市場では、たった1週間で起きていると考えることもできます。

ビットコインバブルで、本当に気をつけなければいけないこと

ビットコインで注意すべきこと

さて、最後にこの仮想通貨・ビットコインのバブル(?)で、本当に気をつけなければいけないことは何でしょうか?

それはおそらく「暴落」ではないでしょう。暴落は毎月発生していますので、そこをいちいち気にかけていても仕方がないでしょう。株と同じように、暴落タイミングも暴騰タイミングも、多くの人には分かりません。

ですので、一番気をつけないといけないのは暴落ではなく、ビットコインという仕組みやシステムの「崩壊」です。ビットコインは、一企業が管理している訳ではなく、下記のような様々なプレイヤーによって成り立っています。

ビットコインの世界に登場するプレイヤー
  • ビットコインのコア開発者
  • ビットコインの取引を承認するマイナー(採掘者)
  • ビットコインの取引所などの事業者
  • ビットコインを投資・送金・決済などで利用するユーザー
  • ビットコインの支払いを受け付ける店舗や企業

従って、これらの全てのプレイヤーがいなくなった時、もしくはこれらのうち複数のプレイヤーが世界から消えた時、ビットコインのシステムは完全に崩壊し、ビットコインは無価値となってしまうかもしれません。

しかしながら、時が経つにつれてますます仮想通貨に関わる人々や企業が増えている現状を鑑みると、徐々にその可能性がなくなりつつあることが分かります。

むしろ、ビットコインなどの仮想通貨は近い将来完全に現実世界でも無視できない存在となり、いずれインターネットのようなインフラと化してしまうこともあるでしょう。

最後に、そんな新しいパラダイムシフトにちょっと参加してみようかなという方は、インターネット上の仮想通貨の取引所で、まずは仮想通貨を購入してみると良いのではないでしょうか?

ビットコイン取引所ランキング