【図解】投資信託の種類やリスクは?メリット・デメリットを初心者向けに解説

投資信託

投資信託とは「お金を資産運用のプロに預けて、自分の代わりに運用してもらう」金融商品です。

資産運用のプロ(ファンドマネージャー)が、多くのお客さん(投資家)から集めた資金を一つにまとめて、さまざまな金融商品(国内外の株式、債券、不動産)などに分散投資を行います。

そこから得られた収益を、お客さん(投資家)である私たちに分配してくれるという仕組みです。

一般的な投資信託の種類には何があるのか?


出典:モーニングスター

まず一般的に投資信託は、大きく「公社債投資信託」と「株式投資信託」に分かれます。違いは、ファンドマネージャーが投資する金融商品に株式が入っているかどうかです。

例えば公社債投資信託には、「MRF(マネー・リザーブ・ファンド)」や「MMF(マネー・マネジメント・ファンド)」などが含まれます。

「MRF」とは証券会社の普通預金のようなもので、基本的に短期の債券で運用されている投資信託です。一方「MMF」は、国内外の公社債やCP(コマーシャルペーパー)、CD(譲渡性預金)などの金融商品を中心で運用されている投資信託です。

大きな違いは、「MRF」はいつでも無料で解約できますが、「MMF」の場合は30日未満の解約の場合は手数料(信託財産留保額)がかかる点です。

「追加型」投資信託と「単位型」投資信託

続いて、それぞれの投資信託は、「いつでも購入できるかどうか?」によって分かれます。

  • 単位型(ユニット型)投資信託:募集期間のみ購入ができ、信託期間(満期)も予め決められているため、資金を途中で追加することはできない
  • 追加型(オープン型)投資信託:いつでも購入・解約が可能。基本的に信託期間(満期)は定められていないため、単位型よりも換金性は高い(流動性が高い)

「分配型」投資信託と「無分配型」投資信託

また、それぞれの投資信託は、「分配金があるかないか?」によって分けることもできます。

  • 分配型投資信託:運用によって得られた収益を、決められた期間(決算)ごとに投資家に分配する
  • 無分配型投資信託:運用によって得られた収益を、投資家には分配せずに再び投資信託に投資する

分配型の投資信託であれば定期的にお金をもらうことはできますが、分配金を受け取るたびに「税金(約20%)」がかかってきますので、一長一短と言えるでしょう。

その他の投資信託の種類には何があるのか?

リスク

上記が一般的な投資信託になりますが、他にも「株式市場に上場している投資信託」というものがありますのでご紹介します。

ETF(株価指数連動型上場投資信託)とは?

ETFは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などに連動することを目指す投資信託です。同じような投資信託に「インデックスファンド」がありますが、通常のインデックスファンドとの違いは、「ETF」自体が証券取引所に上場している点です。

J-REIT(不動産投資信託)とは?

J-REITとは、不動産に投資をする投資信託です。そもそもREIT(リート)とは、投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産の売買益を投資家に分配する金融商品です。

そしてJ-REITの「J」はJapanの「J」でのため、日本版の不動産投資信託は「J-REIT」と呼ばれています。

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2017.07.24

投資信託の本質的なリスクとは?

リスク

続いて、投資信託のリスクについてですが、投資信託の一番のリスクは「元本保証がない」ことです。運用のプロと言えども失敗する可能性がありますので、投資信託は元本が保証されていません

その他には下記のリスクがあると言われていますが、これらは全て「投資元本を毀損するリスク」に繋がります。

投資信託の主なリスク
  • 価格変動リスク
  • 為替変動リスク
  • 信用(デフォルト)リスク
  • 金利変動リスク

例えば、海外の株式や債権を組み入れた投資信託であれば、当然為替リスクや、投資対象国の信用リスクなども発生します。ですので、そのようなリスクも踏まえた上で、「投資信託」は自分で選ぶ必要があるということです。

金融商品の中で「投資信託」を選ぶデメリットは?

投資信託

金融商品の中で、投資信託を選ぶデメリットは下記です。

  1. 自分で「投資信託」自体を選ぶ必要がある
  2. 株式投資などよりも、コストがかかる

現在では投資信託は星の数ほどありますので、中には高いパフォーマンスをあげている投資信託もあれば、当然低いパフォーマンスのものもあります。

従って、高いパフォーマンスをあげる「投資信託」を選ばないといけないというデメリットがあります。

近年では、そのような「投資信託」を選ぶ作業もコンピューターにお任せしてしまおうという「ロボアドバイザー」が出てきています。自分で投資信託を選べる自信がない方は「ロボアドバイザー」の利用を検討されてみても良いのではないでしょうか。

ロボアドバイザーのデメリットやメリットは?向いているのはこんな人

2017.09.04

投資信託にかかるコスト(手数料)について

続いて、投資信託にはコスト(手数料)がかかるというデメリットがあります。運用のプロに任せるため、プロに対して支払う費用や手数料が発生します。具体的には下記3種類の手数料があります。

  1. 販売手数料(投資信託を購入する際にかかる手数料)
  2. 信託報酬(投資信託を運用する上でかかる費用や、運用のプロに支払う報酬など)
  3. 信託財産留保額(資信託を途中で解約したり売却したりする際にかかる手数料)

一般的には、それぞれ下記程度の手数料がかかります。

投資信託の手数料
  • 販売手数料:無料~4%程度
  • 信託報酬:年間0.2%~2%程度
  • 信託財産留保額:途中解約時に無料〜0.5%程度

但し、これらの手数料は投資信託ごとに異なります。手数料が安い投資信託もあれば、手数料が高い投資信託も存在します。しっかりと手数料なども加味した上で、投資信託を購入することが大切になります。

金融商品の中で「投資信託」を選ぶメリット

メリット

一方、投資信託を利用するメリットは、主に以下3つです。

投資信託のメリット
  1. 運用のプロにお任せで良い
  2. 1万程度の少額から始められる
  3. 種類がたくさんあるため、分散投資ができる

まず、運用のプロにお任せで良いと言うのは冒頭にもご説明しましたが、それ以外にも、投資信託は1万円程度の少額から投資が可能です。

最近は投資信託以外にも「ソーシャルレンディング」など、1万円からの投資が可能な金融商品は増えてきていますが、以前は新しい金融商品として、投資信託が非常に人気でした。

また、「投資信託」の人気が増えるにつれて、投資信託の種類もたくさん出てきていますので、自分で好きな投資信託を選んで、分散投資をすることができます。個人では投資しにくい国や投資対象に投資できる点も、投資信託の魅力の一つです。

投資信託を自分で選んで失敗しないためには?

選択

それでは最後に、一体どのように投資信託を選んだら良いのでしょうか?

投資信託には毎年人気ランキングがあるほど、パフォーマンスの良いものと悪いものがあります。したがって、当然人気ランキングの下位のものはパフォーマンスが悪く、下手すると元本割れしている可能性もあります。

一方、今現在人気の投資信託を購入したからといって、未来永劫的にその投資信託が利益を生み出すかといったら、それは誰にもわかりませんので、必ず利益が得られるわけではありません。

当サイトにおいては、投資信託の選び方に関して「【初心者向け】投資信託で失敗しないための方法」をご紹介していますので、まずはそちらをご確認ください。投資信託に投資する際は、しっかりと適切な投資信託を選ぶことが大切です。

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